「ハイ、OKです。お疲れ様でした。」
サティはカメラをおろしてにっこり笑った。
「ったく。こんな恥ずかしいカッコごめんだぜ・・・」
撮影を終えた天王星がぶつぶつ文句を言いながら服を着替える。
「フフ・・・すごく似合ってましたし綺麗でしたよ?」
「やめてくれ・・・あんなの似合うのは月くらいだ」
そんな会話をしながらも二人は和やかな雰囲気である。
その様子をドアの外から眺める男がいた。
天王星に想いをよせる海王星だ。
天王星が他の男と仲良くしているのが気に入らないのだろう。
悔しそうに壁に拳を打ち付ける。
・・・ってそっちかよ!!
天ちゃんもご立腹。
海の前では絶対足は出さんと誓うのでした。
おわり(笑)